製品強さ試験とは、JISZ0119に規定されており、製品の限界強度を把握するための試験です。
試験自体は複雑で、同規格によると、最低でも2つの試験サンプルを用意し、それらを破壊することで、ようやく限界値を知ることになります。
また試験用の衝撃パルスも台形波パルスという、特殊なパルスが必須となり、それなりの装置がないとできません。
さらに製品に衝撃パルスを与える度に製品破損のチェックをしなければならないため、比較的時間が必要になります。
試験結果は、包装設計の合理化や製品改良のための重要な情報となりますので、大変ながらも、試験そのものは有効であるとは、経験者の声です。
ただ、試験実施には高いハードルがあることは自明であり、簡易に実施できる方法論があればいいなあ、と日々思っています。
JIS Z0119の詳細が知りたい方は、下記URLから検索可能です。
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
またそのような試験機にご興味があれば、下記URL(神栄テストマシナリーWEBサイト)をご参照ください。
http://www.shinyei-tm.co.jp/main_product_ASQ.html
川口
0 件のコメント:
コメントを投稿