先日、包装学会年次大会に参加しました。
等価落下試験の範囲拡張における実験検証、というテーマでポスター発表しました。
これまでは(JIS規格では)、高い固有振動数の包装貨物には適用できず、また入力加速度の作用時間は3ms以下(できるだけ短いほうが良い)とされていました。
そこであらゆる固有振動数の包装貨物、入力衝撃パルスの長時間化に対応するための方法論の提案と実験検証を行った内容です。
数値解析と実験検証の結果から、どうしても提案法は厳しい試験になる(包装内に発生する衝撃パルスの速度変化が大きくなる)のため、広く実用化は難しいのかもしれません。
包装貨物落下試験で、従来範囲外の貨物に対して、どうしても等価落下試験を行いたい場合のみ、参考にしていただければ幸いです。詳しいことが知りたい方は、お問い合わせください。
川口
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